陶芸家のテレビ番組を見て以来、気になっておった、
陶器と磁器について調べてみた。
一般には、陶磁器=焼き物と、
一括りにされておるのじゃが・・・・・
陶器は、粘り気をおびた土「陶土」を焼いて作った物で、
素焼きの状態では褐色の物が多い、
代表的な物が、「備前焼」「益子焼」じゃと。
磁器は、陶石と呼ばれる石を砕いて粘土質になった「磁土」
を焼いて作った物で俗に「瀬戸物」と呼ばれとる物じゃそうな。
磁器の方が高温で焼くため、硬くて薄いし破損しにくい。
地肌が白く表面が滑らかじゃで、細かい絵付けができる。
そのために、
家庭にある食器の殆んどが、磁器じゃそうな。
以下が「見分け方」じゃそうな
その1
箸で叩いてみる
磁器は「ボコッ」、磁器は「キンッ」という感じの音がする。
その2
お茶を入れてみる
磁器の方が陶器に比べて熱伝導率が高いので、
熱くなりやすい。
その3
光を当てて見る
磁器の方が透けて見える。
ちなみに、
陶器、磁器、どちらも作る人は、
「陶芸家」または「陶工」と言うそうじゃ。
スポンサーサイト